女性の活躍を応援したい、
女性を取り巻くPの概念を変えていきたい!
そんな思いで低用量ピルの服薬支援に取り組みます。
Period cramps(生理痛)やPMS(月経前症候群)、PMDD(月経前不快気分障害)。
女性を取り巻くこれらのPは人によって様々で、相談しづらく、我慢してしまう女性も存在します。
しかし、人生において長く付き合うことになるこれらのPが少しでも楽になれば、もっと輝ける女性が増えるはずです。
「低用量ピル(Pill)」はそんな女性をサポートする選択肢の一つです。
Shift Pは、女性の活躍を応援したい、女性を取り巻くPの概念を変えていきたい!
そんな思いで低用量ピルの服薬支援に取り組みます。
生理中に起こる下腹部の激しい痛みや頭痛、吐き気などは「月経困難症」と呼ばれ、国内に推定800万人以上※1の患者がいるとされる女性にとって身近な疾患です。この治療法の一つに「低用量ピル※2(以降ピル)」がありますが、国内で承認されて約20年が経った今もピルに関する正しい知識や利用はまだまだ浸透しきっていない状況です。
『ルナルナ』で実施した調査※3によると、生理痛やPMSなどの症状が仕事に影響していると感じている人が86.7%もいる一方で、改善策のひとつであるピルの服薬経験者は32.0%。現在服薬中という人は12.2%にとどまります。
服薬しない理由としては、「副作用が怖い」が最も多く46.5%。「受診の負担」24.0%や「受診に抵抗を感じる」17.2%、「効果を知らなかった」13.8%と、ピルに関する知識不足や婦人科を受診する物理的・心理的な負担などの問題に加え、「周りからネガティブなイメージを持たれそう」6.2%といった声もあります。
「ピルは避妊のために飲むもの」といったイメージが先行し、周りの目を気にして婦人科を受診できない、ピルの服薬ができないと悩む女性がいるということも私たちが目を向けなければならない課題です。
また、いざ服薬を開始しても服薬初期に起こりやすい吐き気や頭痛などの症状により、自己判断で服薬をやめてしまう患者も多い現状※4があります。しかしこれらの症状は服薬開始後2-3ヵ月で収まることが多いとされ、それを乗り越えた先の効果を感じて服薬し続ける人も多く存在しているのです。
「Shift P」には、女性を取り巻くPの概念を”悩まないもの“へ変えていきたいという意味が込められています。
生理は面倒なもの。辛いもの。※5ピル=避妊のために飲むもの。副作用が辛いもの。※6
そんなイメージや偏見をShiftし、有効な治療法の一つであるピルを適切に使用して、もっと快適にその人らしく過ごせる女性を増やすため、私たちはピルに関する正しい情報発信、疾患啓発、服薬支援に取り組んでまいります。
※1:総務省統計局人口推計より。(2012年10月1日現在)
※2:低用量ピルには主に避妊に用いられるOCと、月経困難症等の治療に用いられるLEPの2種類があります。
※3:『ルナルナ』による、生理痛やPMSの仕事への影響とピルの服薬に関するアンケート(期間:2020/1/10~14 n= 2,094名)
※4:『ルナルナ』による、ピル服用に関するアンケート(期間:2018/12/7~10 n=11,461名)
※5:『ルナルナ』による、生理が自身にとってどのような存在かのアンケート(期間:2019/11/8~11 n=3,640名)1位「面倒なもの」57.3%、2位「身体的負担が辛いもの」55.5%
※6:『ルナルナ』による、ピルのイメージに関するアンケート(期間:2019年9/10~13 n=5,402名)1位「避妊のために飲むもの」67.0%、2位「副作用がある」49.5%
ライフステージや悩みに合わせて女性の一生をサポートする健康情報サービス 『ルナルナ』において、2019年9月に誕生したピル服薬者向けの「ピル(OC/LEP)モード」と、女性と医師をつなぐサービス「ルナルナ メディコ」を活用し、女性と医師の双方をサポートする仕組みを構築しています。
「ルナルナ メディコ」導入クリニックの中でも本活動に共感し、ピルの服薬支援と患者サポートに熱心に取り組むクリニックを「アンバサダークリニック」と位置づけ、患者支援の輪がより広がるための活動も行っていきます。
本プロジェクトは、千葉大学の甲賀かをり先生の監修のもと、製薬企業様にもご支援いただいております。
プロジェクト監修医
千葉大学大学院 医学研究院
生殖医学 教授
甲賀 かをり 先生
1,900万DL達成!(※)
『ルナルナ』は、ライフステージや悩みに合わせて女性の一生をサポートする健康情報サービスです。初潮から妊活、妊娠中・育児中に至るまで、女性のカラダとココロをサポートしています。2019年9月より「ピル(OC/LEP)モード」が追加。
※2022年12月時点