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女性の活躍を応援したい、

女性を取り巻くPの概念を変えていきたい!

そんな思いで低用量ピルの服薬支援に取り組みます。

Period cramps(生理痛)やPMS(月経前症候群)、PMDD(月経前不快気分障害)。

女性を取り巻くこれらのPは人によって様々で、相談しづらく、我慢してしまう女性も存在します。

しかし、人生において長く付き合うことになるこれらのPが少しでも楽になれば、もっと輝ける女性が増えるはずです。

「低用量ピル(Pill)」はそんな女性をサポートする選択肢の一つです。

Shift Pは、女性の活躍を応援したい、女性を取り巻くPの概念を変えていきたい!

そんな思いで低用量ピルの服薬支援に取り組みます。

News
活動報告
2022/07/07
【神戸新聞】(2022年7月7日 夕刊1面)に、『Shift P 服薬支援制度』の取組みに関する記事が掲載されました
2022/06/01
メディパルグループで「Shift P 服薬支援制度」を導入!
2021/11/30
低用量ピルの意識調査「Shift P白書 2021」公開!
2021/10/29
月経困難症などに悩みを持つ女性従業員へのサポート制度~「Shift P 服薬支援制度」の導入について~
2020/11/19
月経困難症の治療をサポートするプロジェクト「Shift P」特設サイトを公開
2019/12/17
月経困難症の治療をサポートする服薬支援事業において協業
2019/11/01
『ルナルナ』ピルモード 監修医インタビュー ピル服支援プロジェクトを通して、女性が自らの性に誇りを持てる世の中に
2019/09/26
『ルナルナ』に新たに「ピルモード」が誕生し、服薬支援がスタート!
Project
~女性がさまざまなPで悩まないように~

生理中に起こる下腹部の激しい痛みや頭痛、吐き気などは「月経困難症」と呼ばれ、国内に推定800万人以上※1の患者がいるとされる女性にとって身近な疾患です。この治療法の一つに「低用量ピル※2(以降ピル)」がありますが、国内で承認されて約20年が経った今もピルに関する正しい知識や利用はまだまだ浸透しきっていない状況です。

『ルナルナ』で実施した調査※3によると、生理痛やPMSなどの症状が仕事に影響していると感じている人が86.7%もいる一方で、改善策のひとつであるピルの服薬経験者は32.0%。現在服薬中という人は12.2%にとどまります。

服薬しない理由としては、「副作用が怖い」が最も多く46.5%。「受診の負担」24.0%や「受診に抵抗を感じる」17.2%、「効果を知らなかった」13.8%と、ピルに関する知識不足や婦人科を受診する物理的・心理的な負担などの問題に加え、「周りからネガティブなイメージを持たれそう」6.2%といった声もあります。

「ピルは避妊のために飲むもの」といったイメージが先行し、周りの目を気にして婦人科を受診できない、ピルの服薬ができないと悩む女性がいるということも私たちが目を向けなければならない課題です。

また、いざ服薬を開始しても服薬初期に起こりやすい吐き気や頭痛などの症状により、自己判断で服薬をやめてしまう患者も多い現状※4があります。しかしこれらの症状は服薬開始後2-3ヵ月で収まることが多いとされ、それを乗り越えた先の効果を感じて服薬し続ける人も多く存在しているのです。

「Shift P」には、女性を取り巻くPの概念を”悩まないもの“へ変えていきたいという意味が込められています。

生理は面倒なもの。辛いもの。※5ピル=避妊のために飲むもの。副作用が辛いもの。※6

そんなイメージや偏見をShiftし、有効な治療法の一つであるピルを適切に使用して、もっと快適にその人らしく過ごせる女性を増やすため、私たちはピルに関する正しい情報発信、疾患啓発、服薬支援に取り組んでまいります。

※1:総務省統計局人口推計より。(2012年10月1日現在)

※2:低用量ピルには主に避妊に用いられるOCと、月経困難症等の治療に用いられるLEPの2種類があります。

※3:『ルナルナ』による、生理痛やPMSの仕事への影響とピルの服薬に関するアンケート(期間:2020/1/10~14 n= 2,094名)

※4:『ルナルナ』による、ピル服用に関するアンケート(期間:2018/12/7~10 n=11,461名)

※5:『ルナルナ』による、生理が自身にとってどのような存在かのアンケート(期間:2019/11/8~11 n=3,640名)1位「面倒なもの」57.3%、2位「身体的負担が辛いもの」55.5%

※6:『ルナルナ』による、ピルのイメージに関するアンケート(期間:2019年9/10~13 n=5,402名)1位「避妊のために飲むもの」67.0%、2位「副作用がある」49.5%

Structure
服薬支援の仕組み

ライフステージや悩みに合わせて女性の一生をサポートする健康情報サービス 『ルナルナ』において、2019年9月に誕生したピル服薬者向けの「ピル(OC/LEP)モード」と、女性と医師をつなぐサービス「ルナルナ メディコ」を活用し、女性と医師の双方をサポートする仕組みを構築しています。

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「ピル(OC/LEP)モード」による服薬通知や、薬剤情報等の提供で服薬中の不安を軽減
日々の体調記録と振り返りができる機能や、薬や疾患に関する医師監修のコラム配信などを通じてピルの服薬における不安を和らげ、安心して服薬を継続できる環境を提供しています。
国内で承認されている低用量ピルに対応しており、服薬スケジュールの管理や飲み忘れ防止のための通知設定も行うことができます。
「ルナルナ メディコ」による患者の記録データの閲覧で診療効率化、質向上
アプリで記録した日々の体調や服薬状況を「ルナルナ メディコ」を活用することで患者本人の意思のもと簡単に医師に閲覧してもらうことができ、より正確に相談することができます。
医師は薬剤の効果や不調などを適切に把握することができ、診療時により個人に寄り添ったアドバイスへ活用いただけます。
記録データの統計分析による課題抽出・改善により服薬支援の質を向上
ルナルナに記録された情報を基に、服薬における課題を統計分析し、サービスの改善につなげていきます。また、サービスの効果的な活用方法等を資材や情報提供活動を通じ共有していきます。

「ルナルナ メディコ」導入クリニックの中でも本活動に共感し、ピルの服薬支援と患者サポートに熱心に取り組むクリニックを「アンバサダークリニック」と位置づけ、患者支援の輪がより広がるための活動も行っていきます。

Collaborator
プロジェクトの協力者

本プロジェクトは、千葉大学の甲賀かをり先生の監修のもと、製薬企業様にもご支援いただいております。

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プロジェクト監修医

千葉大学大学院 医学研究院

生殖医学 教授 

甲賀 かをり 先生

避妊用ピル(OC)や、生理痛緩和・子宮内膜症治療のためのエストロゲンプロゲスチン(LEP)製剤は、避妊効果も治療効果も高くとても良い薬です。一方、飲み方を間違えてしまう、吐き気や血栓などの副作用が心配、などの理由で、せっかくの良い薬を効果的に服薬できなかったり途中でやめてしまったりする女性もたくさんいらっしゃいます。Shift Pは、そんな女性が、薬や身体について科学的に正しい知識を持ち、薬を安全に服用し、最大限の効果を享受できるようにデザインしています。多くの女性がOC・LEPを正しく服薬し、その恩恵にあずかり、ひいては生活の質が上がり、happyな毎日が送れるようになることを応援しています!
協賛企業
Company
主体
株式会社エムティーアイ(以下「エムティーアイ」)と株式会社メディパルホールディングス(以下「メディパル」)は、2016年6月に資本業務提携契約を締結しており、メディパルの有する日本全国の医療機関等への営業力と、エムティーアイの有するマーケティング力・開発力を生かして、医療・ヘルスケア領域のICT化を普及・促進し、医療・ヘルスケアプラットフォームの構築実現に向け取り組んでおります。服薬支援事業については2018年末頃より検討を開始し、2019年9月より本格始動。2019年12月に業務提携契約を締結し、月経困難症の治療をサポートする服薬支援事業において協業しております。
1996年設立。「ヘルスケア」「フィンテック」「音楽・電子書籍」「生活情報」「エンターテインメント」など、毎日の暮らしを楽しく便利にする多彩なサービスを提供しているモバイル・コンテンツ企業。近年はヘルスケア事業に力を入れており、女性の健康情報サービスである『ルナルナ』や母子手帳アプリ『母子モ』など多くのサービスを手掛け、マイナス1歳から100歳までの健康管理をサポートすることを目指している。
『ルナルナ』とは?
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1,900万DL達成!(※)

『ルナルナ』は、ライフステージや悩みに合わせて女性の一生をサポートする健康情報サービスです。初潮から妊活、妊娠中・育児中に至るまで、女性のカラダとココロをサポートしています。2019年9月より「ピル(OC/LEP)モード」が追加。

※2022年12月時点

1923年設立。持株会社として「医療用医薬品等卸売事業」、「化粧品・日用品、一般用医薬品卸売事業」ならびに「動物用医薬品・食品加工原材料等卸売事業」などを行う関係会社の株式を所有する事による当該関係会社の経営活動の管理・支援および当社グループにおける事業開発等の事業を展開している。